2009.07.26 Sunday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | | - | - | ▲ |
■飲酒運転報告義務づけ、「人権侵害」と彦根市長
飲酒運転による交通事故が問題となる中、滋賀県彦根市の
獅山(ししやま)向洋市長(65)は25日の記者会見で、
11月1日から適用する市職員の飲酒運転懲戒基準について
「飲酒運転の報告義務づけは、憲法が禁じた
不利益な供述の強要にあたり、人権侵害」として、
検挙の有無にかかわらず、報告の義務づけは
基準に盛り込まないことを明らかにした。
元神戸地検検事の獅山市長は「法的には、職員が飲酒運転しても、
市への報告義務はない」とし、全国の自治体が、
報告義務化を進めていることに触れ、
「公務員にだけ求めるのは職業差別」と断じた。
一方で、職員の自己申告や報道などで
市が飲酒運転を知った場合には「処分の対象になる」とした。
同懲戒基準は、飲酒運転による死亡・重傷事故は免職、
物損事故の場合は免職か停職、などとしている。